2012-03-28 第180回国会 参議院 内閣委員会 第3号
○国立国会図書館長(長尾真君) 東京本館の施設のうち、昭和五十六年以前に建設された建物は本館のみとなります。 本館につきましては、平成二十一年度からの五か年計画で耐震改修工事を実施しております。平成二十五年度の工事完了後は震度七の揺れにも十分耐え得る建物となると思っております。
○国立国会図書館長(長尾真君) 東京本館の施設のうち、昭和五十六年以前に建設された建物は本館のみとなります。 本館につきましては、平成二十一年度からの五か年計画で耐震改修工事を実施しております。平成二十五年度の工事完了後は震度七の揺れにも十分耐え得る建物となると思っております。
○国立国会図書館長(長尾真君) 国立国会図書館東京本館の施設には、本館と新館がございます。 本館は昭和三十六年に建設された施設でありまして、平成十八年度に耐震診断を行ったところ、耐震強度が不足しているということが判明いたしましたため、現在、耐震改修工事を実施しているところでございます。一方、新館は、昭和六十一年に建設されており、十分な耐震強度があることを確認しております。
○国立国会図書館長(長尾真君) 平成二十四年度国立国会図書館関係歳出予算について御説明申し上げます。 平成二十四年度一般会計に係る国会所管国立国会図書館関係の歳出予算要求額は百九十五億三千九百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと十三億二千五百万円余の減額となっております。 これは、前年度第三次補正予算に計上されました東日本大震災アーカイブの構築経費が減少したこと、及び業務・サービスシステム
○長尾国立国会図書館長 平成二十四年度国立国会図書館関係歳出予算について御説明申し上げます。 平成二十四年度国会所管国立国会図書館関係の歳出予算は、一般会計予算と、新設される予定の東日本大震災復興特別会計予算とで構成されております。 このうち、まず、一般会計に係る歳出予算要求額は、百九十五億三千九百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、十三億二千五百万円余の減額となっております
○長尾国立国会図書館長 平成二十四年度の国立国会図書館歳出予算の要求について御説明申し上げます。 平成二十四年度の国立国会図書館の予算要求は、一般会計とあわせまして、新設される予定の東日本大震災復興特別会計予算から構成されております。 このうち、まず、一般会計に係る予定経費要求額は百九十五億三千九百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、十三億二千五百万円余の減額となっております
○長尾国立国会図書館長 御説明いたします。 国立国会図書館の平成二十四年度予算概算要求案をお手元にお配りしてございます。それに従いまして、順次御説明申し上げます。 平成二十四年度概算要求総額は、二百九億五千五百万円となっており、平成二十三年度予算額と比較いたしますと、九億八千四百万円の増額となっております。 以下、重点事項について御説明申し上げます。 重点事項は三点ございまして、すべて、主な
○国立国会図書館長(長尾真君) 御説明申し上げます。 国立国会図書館組織規程の一部改正に関する件でありますが、これは、デジタル情報資源を活用したサービスの拡充・高度化を図るため、電子情報部を新設し、あわせて、利用者サービス業務の効率化を図るため、資料提供部と主題情報部を統合して利用者サービス部を設置しようとするものであります。 なお、この規程は、本年十月一日から施行することといたしております。
○国立国会図書館長(長尾真君) 専門調査員は、国立国会図書館の調査及び立法考査局の各調査室において、それぞれの所掌分野について高度に専門的な調査を行う職務としてあるわけでございます。 専門調査員につきましては、国立国会図書館の内外からふさわしい人物を任用しておりますけれども、外交分野について、その当時は館内に適任者がおらず、外務省に適任者がいるということで出向をお願いした次第でございます。
○国立国会図書館長(長尾真君) 今回の震災により被災されました地方の方々や図書館からの要望を受けまして、各種の資料や情報をお届けしておるところでございます。また、既に宮城、岩手、福島のそれぞれの地域に職員を派遣いたしまして、被災した図書館の被災状況を確認しております。今後、そうした各地の図書館の復旧に当たり、国立国会図書館の専門的知見を生かしながら協力していく所存でございます。 また、この未曽有の
○国立国会図書館長(長尾真君) お答えをいたします。 今回の東日本大震災に際しましては、国立国会図書館の利用者や職員への人的被害や施設設備の大きな被害はございませんでした。 ただ、東京本館の本館書庫の上層部、上層階の部分で約百八十万冊の資料が書架から落下いたしました。職員を総動員いたしまして復旧作業を開始いたしまして、復旧ができた資料から順次利用を再開いたしておりまして、四月二十五日には全ての資料
○国立国会図書館長(長尾真君) 平成二十三年度国立国会図書館関係歳出予算について御説明申し上げます。 平成二十三年度国立国会図書館関係の歳出予算要求額は百九十九億七千万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと二十一億五千万円余の減額となっております。これは、前年度第一次補正予算に計上されました所蔵資料のデジタルアーカイブ整備に関する経費の増額相当分が減少したこと及び国立国会図書館施設費
○長尾国立国会図書館長 平成二十三年度国立国会図書館関係歳出予算について御説明申し上げます。 平成二十三年度国立国会図書館関係の歳出予算要求額は、百九十九億七千万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、二十一億五千万円余の減額となっております。これは、前年度第一次補正予算に計上されました所蔵資料のデジタルアーカイブ整備に関する経費の増額相当分が減少したこと及び国立国会図書館施設費の
○長尾国立国会図書館長 平成二十三年度の国立国会図書館歳出予算の要求について御説明申し上げます。 平成二十三年度国立国会図書館予定経費要求額は、百九十九億七千万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、二十一億五千万円余の減額となっております。これは、前年度第一次補正予算に計上されました所蔵資料のデジタルアーカイブ整備に関する経費の増額相当分が減少したこと、及び、国立国会図書館施設費
○長尾国立国会図書館長 図書館長の長尾でございます。 国立国会図書館の平成二十三年度予算概算要求案をお手元にお配りしてございます。それに従いまして、順次御説明申し上げます。 平成二十三年度概算要求総額は、二百八億五千九百万円となっております。平成二十二年度予算額と比較いたしますと、二億七千百万円の減額となっております。 以下、重点事項につきまして御説明申し上げます。 まず、3の情報システム経費
○長尾国立国会図書館長 平成二十年度国立国会図書館関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。 当初の歳出予算額は二百十九億六千五百十四万円余でありまして、これに前年度繰越額四億九千六百六十七万円余を加え、既定経費の不用による予算補正修正減少額一億八千二百五十二万円余を差し引きますと、歳出予算現額は二百二十二億七千九百二十九万円余となります。 この歳出予算現額に対し、支出済み歳出額は二百十六億三千九百九十六万円余
○国立国会図書館長(長尾真君) 御説明申し上げます。 第一に、国立国会図書館職員定員規程の一部改正に関する件でありますが、これは、本年四月一日から国立国会図書館の職員の定員を八人減らし、八百八十八人としようとするものであります。 第二に、国立国会図書館組織規程の一部改正に関する件でありますが、これは、国立国会図書館法第二十五条の三の規定によるインターネット資料の収集に関する事務については関西館がつかさどることとしようとするものであり
○国立国会図書館長(長尾真君) 平成二十二年度国立国会図書館関係歳出予算について御説明申し上げます。 平成二十二年度国立国会図書館関係の歳出予算要求額は、二百十一億三千万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと百六十億九千二百万円余の減額となっております。 その大部分は、前年度第一次補正予算に計上されました所蔵資料のデジタルアーカイブ整備等に関する経費及び施設費の増額相当分が減少したことによるものでございます
○長尾国立国会図書館長 平成二十二年度国立国会図書館関係歳出予算について御説明申し上げます。 平成二十二年度国立国会図書館関係の歳出予算要求額は、二百十一億三千万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、百六十億九千二百万円余の減額となっております。 その大部分は、前年度第一次補正予算に計上されました所蔵資料のデジタルアーカイブ整備等に関する経費及び施設費の増額相当分が減少したことによるものでございます
○長尾国立国会図書館長 平成二十二年度の国立国会図書館歳出予算の要求について御説明申し上げます。 平成二十二年度の国立国会図書館予定経費要求額は、二百十一億三千万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、百六十億九千二百万円余の減額となっております。その大部分は、前年度第一次補正予算に計上されました所蔵資料のデジタルアーカイブ整備等に関する経費及び施設費の増額相当分が減少したことによるものでございます
○長尾国立国会図書館長 それでは御説明申し上げます。 平成二十二年度概算要求額は、二百四十二億三千五百万円となっておりまして、平成二十一年度予算額と比較いたしますと、二十六億五千百万円の増額となっております。 以下、重点事項につきまして御説明申し上げます。 1の国会サービス経費につきましては、科学技術に関する調査の拡充が重点事項でございます。 科学技術に関する調査のさらなる拡充を図るため、科学技術分野
○国立国会図書館長(長尾真君) 御説明申し上げます。 本件は、ただいま御決定いただきました国立国会図書館法の一部改正に伴い、インターネット資料の収集のための記録媒体への記録に関し必要な事項を定めようとするものであります。 この規程は、平成二十二年四月一日から施行することといたしております。 以上でございます。
○国立国会図書館長(長尾真君) この権利者の許諾による収集におきましては、許諾しない機関のインターネット情報を収集することができません。したがいまして、事業開始から七年経過しました現在でも、私人の著作物が含まれる等の理由により許諾をしないという事例が見られるわけでございます。 現状では、インターネット情報の逸散を可能な限り防ぎ、また国政審議の補佐に供するという目的を十分に達成することは難しいため、
○国立国会図書館長(長尾真君) 御説明申し上げます。 第一に、国立国会図書館法の一部改正に関する件でありますが、これは、国、地方公共団体、独立行政法人等の提供するインターネット資料がこれらの機関による国民への情報伝達の手段として主要な地位を占めるに至っている状況にかんがみ、国立国会図書館が図書館資料の収集をより一層適正に行うため、これらのインターネット資料を収集するための制度を設けようとするものであります
○国立国会図書館長(長尾真君) 現在出版活動が電子的な世界にどんどん移りつつございます。これは世界的な動きでございます。その中で、日本において出版界と図書館が共存共栄できる関係を構築していくということが日本の文化を発展させる上で非常に大事なことだと認識しているわけでございます。 私が提案しておりますビジネスモデルは、この資料四にございますけれども、国立国会図書館が電子出版物の納本を出版社から受けまして
○国立国会図書館長(長尾真君) おっしゃるとおりでございます。東京本館の書庫のスペースは千二百万冊、それから関西館の書庫のスペースは六百万冊なんでございますけれども、東京本館につきましては既に八〇%を超えております。それで、関西館も三分の二ぐらいがもう既に埋まっております。 したがいまして、今年、来年、再来年にかけまして東京本館の資料を少しずつ関西館の方に移動させまして、両館において空きスペースが
○国立国会図書館長(長尾真君) 御質問にお答えいたします。 国立国会図書館法の中には納本制度というのが義務付けられておりまして、これに従って納本がなされておりますが、実際上は一〇〇%完璧ではございません。 昨年、国立国会図書館は六十周年を迎えました。それを機会にいたしまして、五月二十五日を納本制度の日と定めまして、社会的にキャンペーンをするということを去年から積極的にやり始めております。確かに、
○長尾国立国会図書館長 図書館の資料をデジタル化しまして、日本じゅうの人たちに遠いところからでもインターネットを通じて利用していただくということは理想のところでございますけれども、これを無料でやりますと、出版社あるいは著者が成立しないというところに追い込まれる危険性がございます。日本の文化というのは、やはり著者、出版社がしっかりと進んでいく、そして図書館と協調していくということがなければいけないわけでございますので
○長尾国立国会図書館長 現在、国立国会図書館の所蔵する明治、大正期の刊行図書を電子化してインターネット公開する事業を行っておりまして、これは、十四万八千冊を画像情報の形で提供中でございます。 それから、国立国会図書館におきましては、資料電子化の基本計画を策定しておりますけれども、平成二十一年度補正予算案では計画を加速いたしまして、図書等の大規模なデジタル画像化を進めるために、関係経費百二十七億円余
○長尾国立国会図書館長 国立国会図書館がインターネットで提供いたしますサービスのうちで、ホームページによる各種の情報提供と書誌情報の検索サービスにつきましては、文字データである部分については、原則として音声読み上げソフトに対応できるようになっております。 しかし、電子図書館アーカイブにある本文情報の提供は、現状は画像情報によるものでありまして、対応するテキスト情報は作成していないわけでございます。